はじめに

まずこちらをご覧ください。
- 再取得に関しての間違った情報
- 再取得に関しての正しい情報
ネット検索などで掲載されている運転免許再取得に関する情報の中には、《完全に間違っている情報》《少しずれている情報》が正しい情報として流れていることがあります。
再取得に関する記事を多く公開している身として、この状況を正さなくてはなりません。
今回は、《運転免許再取得に関する正しい情報を得る》というテーマで記事を書いていきます。
◆再取得者が一番最初に取得出来る免許に関してはこちらからどうぞ↓↓
◆再取得には受講必須の取消処分者講習についてはこちらからどうぞ↓↓
運転免許再取得に関する間違った情報

《運転免許再取得》とネット検索をすると、様々な情報が出てきます。
大部分は正しい情報なのですが、一部間違った情報が掲載されてしまっています。ここでは、その中の間違った情報をいくつか取り上げ解説していきたいと思います。
1.ネットでよく見る間違った情報
ここに記載している情報は全て間違った情報ですので、惑わされないでください。
- 欠格期間を短縮する方法がある
- 再取得だから必ず一度は不合格にされる
- 運転経験があるから技能試験は楽勝
- 再取得者は学科試験免除
- 過去持っていれば中型・大型免許をいきなり取れる
1.欠格期間を短縮する方法がある
残念ながら一度決まった欠格期間が短くなるということはありません。当然、短縮する方法も存在しません。
意見の聴取を終え、行政処分が決まったあとにその決定が変わることは絶対にありません。処分内容が不服の場合、争うことは出来ますが、決定してしまえば変わることはないです。
2.再取得だから必ず一度は不合格にされる

取消処分を受けた人は、反省の意味を込めて完璧に運転しても一度は必ず落とされるし、採点が厳しくされるらしいよ!
これ↑↑本当によく聞きますし、よく目にしますが、これも完全に間違った情報です。
一度取消処分を受けた再取得者であろうが、その事が技能試験の結果に影響を与えることはありません。
初めて免許を取得する人と同様に公平に採点されます。
そもそも取消処分者は、《欠格期間》という反省期間を経て再取得をしようとしているわけです。試験結果で反省ということはあり得ません。
また、技能試験は減点方式ですので、減点超過にならない限り不合格になることはありませんし、《再取得者減点○○点》なんていう減点はありません。
3.運転経験があるから技能試験は楽勝
逆に運転経験があるからこそ、技能試験の難易度は高くなると思います。
《ハンドルの正しい持ち方》《ハンドルの正しい回し方》など運転経験が長ければ長いほど、自己流になっていくものです。
その癖というものが試験で出てしまうと減点の対象になってしまいます。(その癖が正しい場合はいいのですが)
長年自然にやってきた癖を直して運転することは大変難しいことですので、運転経験者の再取得だからこそ、技能試験は苦労すると思います。
4.再取得者は学科試験免除
どのような取得方法で運転免許を再取得しても仮免・本免ともに学科試験は免除されることはなく、必ず受け合格する必要があります。
記事内で何度も記載していますが、再取得者であっても初めて免許を取得する人と取得の流れは同じになります。過去の運転経験は関係ありません。
5.過去持っていれば中型・大型免許をいきなり取れる
過去もし中型免許・大型免許を持っていたとしても、中型免許・大型免許をいきなり取得することは出来ません。
冒頭のリンク記事内で解説しているのですが、再取得者が一番最初に取れる免許は、5種類しかありません。その5種類に中型免許・大型免許は含まれていません。
◆再取得者が中型免許・大型免許を取得する方法はこちらからどうぞ↓↓
まとめ

ここまで運転免許再取得の間違った情報について取り上げてきました。
「どんな根拠があってそんな情報が出てるの?」と知識がある私は思うのですが、ネット検索をして答えを出したい人は間違った情報を信じ込んでしまいます。
この記事を参考に、正しい情報を得て運転免許再取得を目指しましょう。

読んでいただきありがとうございました!
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